2025.07.24 22:50さよならなんていわないでさよならなんていわないで ー 柿原朱美語りかけるようなナチュラルな歌唱と、内面に訴えかける静かな情感が魅力のバラードである。過度な技巧を排し、感情の機微を丁寧に伝えるそのスタイルは、当時のアイドルソングとは一線を画し、アーティスト寄りの表現として高く評価された。1986年当時はアイドル全盛期であり、派手な衣装や華やかな振付が主流だったが、...
2025.07.17 23:00悲しいね悲しいね ー 渡辺美里彼女の圧倒的な歌唱力と感情表現が融合した名曲であり、多くの女性にとって“なりたい自分”の象徴となった作品である。強さと繊細さを併せ持つボーカルは、単なるポップシンガーではなく、本格的なアーティストとしての地位を確立させた。ヘッドフォンで泣きながら聴いていいた女子中学生も多いのでは?作曲は小室哲哉が手がけ、透明感とスケ...
2025.07.10 23:00シャイネス ボーイシャイネ スボーイ ー 松本伊代彼女の“かわいさ”を最大限に活かしたアイドルポップの佳作である。歌唱力は決して高くはないが、その拙さこそが等身大の魅力として機能し、タイトルの“シャイネス”な世界観に説得力を与えている。軽快なAOR調アレンジに乗せて、伊代の透明感が際立つ仕上がりとなっている。さらに注目すべきは、この時期の松本伊代の表現スタ...
2025.07.04 08:00GOOD LUCKGOOD LUCK ー 野口五郎アイドルから本格派ミュージシャンへと移行しつつあった彼の過渡期を象徴する一曲である。作詞・三浦徳子、作曲・馬飼野康二による洗練されたシティポップ調のバラードで、表面的には明るさを装いながらも、大人の哀愁や孤独が滲む。1983年、日本の音楽シーンはYMO解散の余波とアイドルの多様化、さらにはシティポップの隆盛...